植物香気成分の示す多様な作用とその臨床応用(講座:香気成分の化学 1)

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タイトル別名
  • 講座 香気成分の化学(1)植物香気成分の示す多様な作用とその臨床応用
  • コウザ コウキ セイブン ノ カガク 1 ショクブツ コウキ セイブン ノ シメス タヨウ ナ サヨウ ト ソノ リンショウ オウヨウ

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説明

植物香気成分は,漢方治療や食品,森林浴など,広く治療に用いられてきている。消化管機能の亢進作用はよくわかってきており,広く臨床応用もされている。中枢への影響は古くから知られているが,効果や機序の詳細については不明な点が少なくない。最近,ストレスや性機能に対する香気成分の作用が判り始めてきている。また,香気成分の中にアレルギーを生じやすいものがあるが,その機序も判るようになってきた。エビデンスに基づいたアロマセラピーの確立が急務である。

収録刊行物

  • 化学と教育

    化学と教育 51 (2), 118-121, 2003

    公益社団法人 日本化学会

参考文献 (3)*注記

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