微生物酵素を利用した食品の生産 : 発酵からバイオグリーンテクノロジーへの展開(グリーンケミストリー : 21 世紀の環境と化学)

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タイトル別名
  • 微生物酵素を利用した食品の生産--発酵からバイオグリーンテクノロジーへの展開
  • ビセイブツ コウソ オ リヨウ シタ ショクヒン ノ セイサン ハッコウ カラ バイオグリーンテクノロジー エ ノ テンカイ

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抄録

食品製造や酵素利用技術に関するグリーンケミストリーとは微生物と酵素を利用したバイオテクノロジーで, 基本は発酵現象である。酵素を利用した立体選択的な1段階反応で新規メントール配糖体(menthyl-α-D-glucopyranoside)の選択的生産が可能になったが, これは常温常圧で進行するため危険性がない反応である。この実例のように無理と無駄がなく, 本質的に環境負荷が少ないことがバイオテクノロジーによる物質生産の特長である。環境負荷低減のためのバイオテクノロジーはバイオグリーンテクノロジーと呼ばれ始めた。

収録刊行物

  • 化学と教育

    化学と教育 48 (2), 133-135, 2000

    公益社団法人 日本化学会

参考文献 (6)*注記

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