炎色反応にかかわる様々な話題

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タイトル別名
  • エンショク ハンノウ ニ カカワル サマザマ ナ ワダイ

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説明

<p>炎色反応は,『化学基礎』では「成分元素の検出」において,『化学』では「アルカリ金属」「2族元素」において必ず取り上げられる学習項目である。様々な色彩の炎が簡単に観察できるので,生徒実験や演示実験が多くの高校で行われてきた。ところが生徒実験としては,教科書から消えている場合もあり,実験方法の紹介も簡単に済ませている教科書が増えている。本稿では,多くの高校で実施されてきた実験方法を紹介するとともに,少し視点を変えた銅の炎色反応の紹介を行う。併せて,炎色反応の歴史的なトピックスや,よく炎色反応の応用例として紹介される花火に関する知見を記し,最後にその今日的な活用例に触れる。</p>

収録刊行物

  • 化学と教育

    化学と教育 65 (3), 132-135, 2017

    公益社団法人 日本化学会

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