“Civll Engineering”の語義および日木語訳の歴史的経過について

書誌事項

タイトル別名
  • The Meaning and the Historical Process of the.Japanise Translation of “Civil Engineering”

説明

土木工学を専攻する者にとって“Civil Engineer”=「土木技師」また、“Civii Engineering”=「土木工学」と訳すのは常識となっているが、わが国で最初に発行された辞書から、この訳語が使われてたのかどうかを調べてみた。その結果、明治以前に発行された辞書には、この訳語がなく「土木」という言葉が訳語として最も早く現れるのは明治6年発行の英和辞典の「附音挿圓・英和字彙」である。しかし、これも“Civil engineer”=「土木方」とあり、現在もちいられている訳語とは異なっており、いま使われているような訳語として成熟したのは明治の中ごろ以後である。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282679303969408
  • NII論文ID
    130004038094
  • DOI
    10.11532/journalhs1981.8.9
  • ISSN
    18848133
    09134107
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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