古レールを使用した忍川橋梁群に関する考察

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タイトル別名
  • A Study on Bridges with Used Rail over the Oshikawa River

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説明

埼玉県行田市内を流れる忍川に古レールを使用した上路アーチ橋を15橋ほど発見し、いずれも昭和8年と30年に設計・施工されたものであることが判明した。3径間 (橋長15~16m) が5橋、1径間 (橋長約10m) が10橋で、いずれも幅員2~3mという小規模なものだが、このような鉄道界とは全く関係のない町中の道路橋に、主要部材として古レールが使用されている例は他にはあまりないであろうと考え、今回の研究に至った。本研究はこれら忍川橋梁群の調査を行い、その特徴、時代背景との関係について考察したものである。

収録刊行物

  • 土木史研究

    土木史研究 16 303-310, 1996

    公益社団法人 土木学会

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