赤花除虫菊と春菊の細胞融合による体細胞雑種カルスの作出とその解析

書誌事項

タイトル別名
  • Formation of Somatic Hybrid Callus between Chrysanthemum coccineum and Chrysanthemum coronarium L. war. Spatiosum Bailey (CHUUBA).
  • 赤花除虫菊と春菊の細胞融合による体細胞雑種カルスの作出とその解析〔英文〕
  • セキカ ジョチュウギク ト シュンギク ノ サイボウ ユウゴウ ニ ヨル タイ

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抄録

赤花除虫菊葉肉細胞プロトプラストと春菊培養細胞プロトプラストならびに春菊葉肉細胞プロトプラストと赤花除虫菊培養細胞プロトプラストを電気融合法により細胞融合させた. 非融合処理の赤花除虫菊葉肉細胞プロトプラストだけがカルス化する培地で, 2系統のカルスを得た. 両カルスの染色体数は両親植物の和に等しかった. Peroxidase isozyme の等電点電気泳動は両カルスの雑種性を示した. 両カルスから抽出した全DNAをリボゾームRNA遺伝子をプローブとしたサザンプロッテイング法で解析した結果, カルス中に両親植物のリボゾームRNA遺伝子が存在し, 2系統のカルスはいずれも体細胞雑種であることが確認された.

収録刊行物

  • 植物組織培養

    植物組織培養 8 (1), 31-35, 1991

    日本植物細胞分子生物学会

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