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- 藤井 三樹夫
- (株) 水環境研究所
書誌事項
- タイトル別名
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- A Historical Study on the Relations between a Decline of to River Transport and a Development of the Railroad Network during Meiji Era.
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説明
明治中期、国直轄の河川工事は、低水工事から高水工事へと大きく転換した。この背景の一つには、鉄道網の発達により、相対的に河川舟運の重要性が低下したことが指摘されている。しかし、鉄道網が発達すると、河川舟運が必ず衰退するという訳ではない。この転換は、河川における高水対策の必要性の高まりと、それを契機に、内陸輸送の担い手を河川舟運から鉄道とそれを補完する道路へと換えようとする政策とがあって行なわれたのである。ただし、そこに至るまでには、国、地方、鉄道会社、運送会社の複雑な動きが見られた。
収録刊行物
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- 土木史研究
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土木史研究 17 323-332, 1997
公益社団法人 土木学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679306184576
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- NII論文ID
- 130004038394
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- ISSN
- 18848141
- 09167293
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可