Balloon cellの増殖を伴った皮膚悪性黒色腫の2例―balloon cellの形成機序についての検討―

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公開日
1986
DOI
  • 10.5227/skincancer.1.96
公開者
日本皮膚悪性腫瘍学会

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49歳女性の右下腿と39歳男性の陰嚢に生じた悪性黒色腫を報告。病理組織学的に通常の悪性黒色腫においてみられる紡錘型, 類上皮型の腫瘍細胞の他にballoon cell様の大型, 類円形で胞体が明るく, きわめて異型性に富む細胞の増殖がみられた。両症例ともリンパ節転移が認められ, 症例2では転移巣のほとんどがballoon cellで占められていた。この細胞は抗S-100蛋白抗体で陽性であり, 電顕にてメラノソーム, ミトコンドリアなどの変性像が著明で, 大小の空胞多数が認められた。

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