書誌事項
- タイトル別名
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- A first case report of HIV negative Kaposi's sarcoma treatment with liposomal doxorubicin hydrochloride in Japan
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抄録
15年前に日本に移住したペルー出身の70歳女性。2010年10月,38度台の発熱と四肢の結節性紅斑,口唇のアフタを認め,当院を受診した。プレドニゾロン内服により加療した。同年12月頃より両下腿から足にかけて紫斑,血疱が出現した。皮疹は徐々に増加し,結節を伴っていた。HIV抗体は陰性。結節部の病理組織所見は異型性を伴う紡錘形細胞の増殖を示し,human herpesvirus-8(HHV-8)が陽性であった。皮膚生検組織からのPCR法でHHV-8の特異的なバンドの増幅を認めた。炭酸ガスレーザーによる結節部の焼灼と,弾性ストッキングによる下腿の圧迫に加え,リポソーム化ドキソルビシン塩酸塩(Doxil)による化学療法を計6クール行い皮疹は軽快した。DoxilによるHIV抗体陰性カポジ肉腫の治療について,考察を加え報告する。
収録刊行物
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- Skin Cancer
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Skin Cancer 30 (1), 10-15, 2015
日本皮膚悪性腫瘍学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679312383488
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- NII論文ID
- 130005084998
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- ISSN
- 18843549
- 09153535
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可