書誌事項
- タイトル別名
-
- Prediction of Breath Alcohol Concentration after Drinking by Fuzzy Reasoning
- インシュゴ ノ コキチュウ アルコール ノウド ノ ファジィ スイロン ニヨル
この論文をさがす
説明
この論文は、健常人の飲酒後の呼気中アルコール濃度をファジィ推論により予測した。健常人の飲酒後の呼気中アルコール濃度のピーク値や消失の経時変化は本人の体重、年齢あるいはその時の飲酒条件によって違いがあり、数少ない測定値から簡単に濃度曲線を推定できない。種々の提案されているモデルでは、モデルの形やパラメータの決定には多くの曖昧さが存在しているので、たとえ各個人のモデルが最適に決定されたとしても、かなりの個人差が存在するからより一般的に適合するモデルを決定することは非常に難解な問題と考えられる。そのために、ここでは一般的に適合する経時変化のモデルをファジィ推論により作成した。被験者の肉体的差異や飲酒時の条件をファジィ推論の前件部変数として取り扱い、後件部関数に「2次遅れ+むだ時間要素」のインパルス応答で表される関数を用いて、飲酒後の呼気中アルコール濃度の予測を行う。後件部関数として16種類を用い測定データに適合させることにより、一般的な予測モデルを作成した。
収録刊行物
-
- 日本ファジィ学会誌
-
日本ファジィ学会誌 10 (1), 75-80, 1998
日本知能情報ファジィ学会
- Tweet
キーワード
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390282679313229824
-
- NII論文ID
- 110002939205
-
- NII書誌ID
- AN10231506
-
- ISSN
- 24329932
- 0915647X
-
- NDL書誌ID
- 4412010
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
- OpenAIRE
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可