Mohsペーストが有効であった顔面の有棘細胞癌の1例

DOI 参考文献12件
  • 安 成根
    独立行政法人国立病院機構名古屋医療センター皮膚科
  • 新田 悠紀子
    独立行政法人国立病院機構名古屋医療センター皮膚科
  • 嘉陽 織江
    独立行政法人国立病院機構名古屋医療センター皮膚科
  • 大野 稔之
    独立行政法人国立病院機構名古屋医療センター皮膚科
  • 影山 潮人
    独立行政法人国立病院機構名古屋医療センター皮膚科
  • 森谷 鈴子
    独立行政法人国立病院機構名古屋医療センター病理部

書誌事項

タイトル別名
  • Mohs paste as a useful treatment for a case of squamous cell carcinoma

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説明

要旨　95歳，女性。2000年より左耳前部に腫瘤が出現，増大したため2003年に当院を受診した。病理組織所見にて有棘細胞癌と診断，放射線治療（総線量60gry照射）を施行し，寛解に至った。2006年同部位に腫瘍の再発を認め，画像所見上明らかな転移を認めなかったが，外科的切除を含め積極的治療を希望せず，経過観察となった。2007年9月腫瘍からの出血を認め，管理困難となったため，2007年9月18日，19日の2日にわたりMohsペーストによる治療を施行した。腫瘍は徐々に固定され，出血は軽減し，腫瘍の縮小を認めた。

収録刊行物

参考文献 (12)*注記

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