ドックにおける総胆管径計測および拡張例の検討

  • 小松 淳子
    日本赤十字社医療センター健康管理センター
  • 折津 政江
    日本赤十字社医療センター健康管理センター

書誌事項

タイトル別名
  • Measurement of common bile duct diameter, and study of subjects with its dilatation in human dry dock.

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説明

総胆管拡張は肝胆膵の病変の早期発見に重要な所見だが,軽度拡張例の評価は難しい。ドック受診者の検討では,総胆管径には性別,年齢体格,他の超音波所見,既往歴が関与した。8mm以上は5.6%で,経過中8%に新たな超音波所見がみつかったが,ほとんどが8-9mmの軽度拡張例であった。ドックでみられる無症候性の軽度拡張例においては,他の超音波所見を見落とさないよう念入りな経過観察を行うことが重要と考える。

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参考文献 (8)*注記

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