書誌事項
- タイトル別名
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- Successful combined therapy of intermittent steroid pulse and cyclophosphamide: A case of steroid-resistant nephrotic syndrome
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説明
メチルプレドニゾロンパルス療法(MPT),シクロスポリン(CYA),シクロフォスファミド(CPM)も無効であったステロイド抵抗性ネフローゼ症候群に対してCPM投与に間欠的MPTを併用し奏効したので報告する。症例は2歳9カ月女児。ネフローゼ症候群発症し,プレドニゾロンを2週間投与したが効果なく,MPTでも蛋白尿減少は一時的で寛解は得られなかった。腎生検では微少糸球体変化を示していた。CYA,CPMも無効で,著明な低蛋白血症,浮腫が持続した。CPM投与開始後8週目から3週間MPTを併用し,その後間欠的にMPTを行ったところ寛解が得られた。治療に難渋するステロイド抵抗型ネフローゼ症候群に対しては,CPM内服と間欠的ステロイドパルス療法の併用も有効な治療法の一つであると考えられた。
収録刊行物
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- 日本小児腎臓病学会雑誌
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日本小児腎臓病学会雑誌 18 (1), 33-36, 2005
一般社団法人 日本小児腎臓病学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679314715392
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- NII論文ID
- 130000077433
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- ISSN
- 18813933
- 09152245
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可