女性アスリートのカラダ
書誌事項
- タイトル別名
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- The physical stature of female athletes
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説明
<p>女性アスリートのパフォーマンス向上には無月経を引き起こすエネルギー不足の解消が必要である。女性アスリートの3主徴に加えて、相対的エネルギー不足が提案され、その結果として骨粗鬆症があり、同じく無月経になると考えられるようになってきた。婦人科は無月経の治療しかできないが、スポーツドクターとしてはエネルギー不足の解消を行い、骨粗鬆症を予防することが求められる。予防のためにはアスリートが自分で分かる指標が必要で成長期は1カ月ごとに身長・体重をチェックすべきである。成長ピークが無い群がハイリスクで疲労骨折を繰り返す。成長期の体格指標は肥満度であるが、アスリートではBMIで判断して、これが減少する場合は異常と判断する。相対的エネルギー不足はやせている選手だけでなく、骨格筋量の多い選手にむしろ多く認められる。エネルギー不足は各方面に影響しその結果、貧血やテストステロン低下が認められるためエネルギー不足の指標として用いることができる。</p><p></p>
収録刊行物
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- 日本栄養士会雑誌
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日本栄養士会雑誌 60 (3), 157-164, 2017
公益社団法人 日本栄養士会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679316280960
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- NII論文ID
- 130006100199
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- ISSN
- 21856877
- 00136492
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可