選択的IgM 欠損症を合併した全身性エリテマトーデスの1例

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タイトル別名
  • A case of systemic lupus erythematosus associated with selective IgM deficiency

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説明

   症例は61歳,女性.白血球減少,血小板減少のほか,抗核抗体および抗ds-DNA抗体が陽性であり,腎生検にてループス腎炎を認めたため全身性エリテマトーデス(SLE)と診断した.また,血清のIgG,IgAは高値であったが,IgMは測定感度以下であり,選択的IgM単独欠損症の合併を認めた.選択的IgM欠損症には,SLEなど自己免疫疾患を合併することが知られており,両者の合併について若干の文献的考察を含め報告する.

収録刊行物

  • 臨床リウマチ

    臨床リウマチ 27 (3), 212-218, 2015

    一般社団法人 日本臨床リウマチ学会

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