<I>Steinernema glaseri</I>の生育と増殖に対する温度の影響
書誌事項
- タイトル別名
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- Influence of Temperature on Growth and Propagation of <I>Steinernema glaseri</I>(Nematoda: Steinernematidae)
- Influence of Temperature on Growth and Propagation of Steinernema glaseri(Nematoda:Steinernematidae)
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抄録
コガネムシ類幼虫に対して殺虫力をもつ昆虫病原性線虫Steinernema glaseriの生育とその共生細菌であるXenorhabdus poinariiの増殖に及ぼす温度の影響を調べた。<BR>ドッグフードペプトン培地とハチミツガ (Galleria mellonella) の幼虫体内でS. glaseriは、10℃ 以下及び35℃以上で生育しなかった。最高増殖は25-28℃で認められた。共生細菌は21-35℃の問で増殖し、最適増殖温度は30-33℃であった。Sglaseriと共生細菌に共通する増殖適温は25-28℃であった。S. glaseriも共生細菌も36℃以上では増殖できなかったことから、体温36℃以上の恒温動物に対する病原性は低いと判断された。
収録刊行物
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- 日本線虫学会誌
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日本線虫学会誌 30 (1-2), 47-50, 2000
日本線虫学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679320192384
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- NII論文ID
- 10008014890
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- NII書誌ID
- AN10453166
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- ISSN
- 18823408
- 09196765
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- NDL書誌ID
- 5728825
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可