書誌事項
- タイトル別名
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- Surgical Treatment for Severe Ectropion
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説明
われわれはこれまで,下眼瞼外反症に対して,ナイロン糸を用いてanchor sutureで外側眼窩骨膜に直接外嘴靱帯を固定する方法を行ってきた。この方法は下眼瞼の瘢痕拘縮や重力により,眼窩外側壁の骨膜が裂けるため,時間経過とともに,吊り上げ効果の減弱をきたし,外反の再発をきたしやすい傾向にあった。今回,非常に稀な高度両側下眼瞼外反症に対して,Kuhnt-Szymanowiski変法および,瞼板と眼窩外側骨をナイロン糸で固定する方法で手術を行い,良好な結果が得られた。本術式は高度下眼瞼外反症に対して有用であると思われた。
収録刊行物
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- 日本外科系連合学会誌
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日本外科系連合学会誌 33 (4), 562-565, 2008
日本外科系連合学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679321593472
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- NII論文ID
- 130004514728
- 10022612762
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- NII書誌ID
- AN00002502
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- ISSN
- 18829112
- 03857883
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可