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- 坪川 涼子
- 東京水産大学
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- ウィラン リチャード C.
- クイーンズランド大学
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- 奥谷 喬司
- 東京水産大学
書誌事項
- タイトル別名
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- Taxonomy of the Two Species of the Genus Pleurobranchaea in Japan (Gastropoda : Notaspidea : Pleurobranchidae)
- 日本産Pleurobranchaea属(腹足綱,後鰓亜綱,背楯目)2種の分類について〔英文〕
- ニホンサン Pleurobranchaeaゾク フクソクコウ ゴ エラアコウ
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抄録
従来日本産Pleurobranchaea属としてはウミフクロウにP. novaezealandiae Cheeseman 1878が, ツノウミフクロウにP. sp.の学名があてられていたが, それらの学名について検討した結果, 前者にはP. japonica Thiele, 1925, 後者にはP. brockii Bergh, 1897の学名をあてるのが最も適当であることがわかった。ウミフクロウに以前にあてられていた学名P. novaezealandiaeは, 現在ではP. maculataとシノニムとされている。P. japonicaは神戸産の標本をもとに記載されたが, 腹足, 背楯, 歯舌, 顎板などの形態のみの不十分な記載であったために, P. maculataとシノニムである可能性が疑われていた。本研究によりP. japonicaはP. novaezealandiae=P. maculataとは外部生殖器官の位置や形態, 腹足腹面の色, 幼生の殻の形態と浮遊期間に明瞭な相違があるため, 独立の別種であることがわかった。ツノウミフクロウについては, Baba (1949, 1969)によりPleurobranchaea sp.として記録されていたが, 本研究で腹足背面の突起, 頭膜前縁の小突起の列, 内部及び外部生殖器官の特徴により従来インドネシア海域とアフリカ東岸から知られていたP. brockiiであると結論された。
収録刊行物
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- 貝類学雑誌
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貝類学雑誌 50 (4), 249-263, 1992
日本貝類学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679327864064
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- NII論文ID
- 110004764915
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- NII書誌ID
- AN00410236
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- ISSN
- 24329967
- 00423580
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- NDL書誌ID
- 3760771
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- 本文言語コード
- en
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可