飼育環境下におけるオオベソオウムガイの殻成長

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タイトル別名
  • Shell Growth of Nautilus macromphalus in Captivity
  • シイク カンキョウカ ニ オケル オオベソオウムガイ ノ カクセイチョウ

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説明

この実験で得られた殻成長に関する成果は, 次のように要約される。1. 飼育環境下におけるNautilus macromphalusに殻成長が認められた。2. 殻成長は, 成熟殻(最大直径約130∿160mm)で大きかったが, 老成殻(160mm以上)では殆ど認められなかった。3. 殻の成長量は, 動物の摂餌量に比例する傾向がみられた。4. 閉鎖循環式水槽の場合, 殻成長量は飼育水中の硝酸態窒素などの蓄積につれて, 殻成長量は減少する傾向が認められ, 上記要因等による水質の悪化に影響されることが推察された。

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