Bibliographic Information
- Other Title
-
- メチルイソブチルケトン チュウシュツ-EDTA テキテイホウ ニ ヨル クロム メッキエキ チュウ ノ テツ ノ ジンソク テイリョウ ホウホウ
- 溶媒抽出法の工業分析への応用(第5報)
Search this article
Abstract
先にアルミニウム合金中の鉄をメチルイソブチルケトンによって抽出分離したのちEDTA滴定することによって,簡単迅速に定量する方法について報告したが,今回はクロムメッキ液中に含まれている鉄の分析方法について検討し,同様メチルイソブチルケトンで抽出分離し,EDTA滴定することにより満足すべき結果を得たので報告する.<BR>従来クロムメッキ液中の鉄を定量するには,鉄を水酸化物として沈殿分離し,これを塩酸に溶解後濃縮し,塩化第一スズで還元して過マンガン酸カリウムで滴定をおこなう方法が多く用いられている.この方法による場合にはクロムメッキ液中のクロム(III)が共沈してロ別の時間が長くなったり,スズによる還元の操作がうまくゆかなかったりして誤差が多くなる.また一方,操作もかなり面倒で所要時間も長くなりがちである.<BR>本実験ではメチルイソブチルケトンによって鉄を抽出分離し,EDTA滴定することにより15分以内で簡単に定量することができた.
Journal
-
- BUNSEKI KAGAKU
-
BUNSEKI KAGAKU 10 (5), 528-529, 1961
The Japan Society for Analytical Chemistry
- Tweet
Keywords
Details 詳細情報について
-
- CRID
- 1390282679333161088
-
- NII Article ID
- 130000946260
-
- NII Book ID
- AN00222633
-
- NDL BIB ID
- 9198787
-
- ISSN
- 05251931
-
- Text Lang
- ja
-
- Data Source
-
- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
-
- Abstract License Flag
- Disallowed