東京における地震前の地下水ラドン異常

書誌事項

タイトル別名
  • Radon Anomalies in Ground Water before Earthquakes in Tokyo
公開日
1992-04-10
DOI
  • 10.1246/nikkashi.1992.375
公開者
公益社団法人 日本化学会

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説明

ドン異常東京における地下水中ラドン濃度を1976年から測定してきた。地震とラドン異常の数が両方とも少なければ,相互の関連を評価しやすい。さらに,地震と異常の発生時刻が近け衷ば,相関の信頼性は高い。マグニチュード(>6.0)と震央距離(<100km)の条件で,1976~1990年に発生した6件の地震を選択した。異常発生数の少ないラドン観測点において,6件の地震直前の異常を詳細に調べた。茨城千葉県境地震(1985)および山梨神奈州県境地震(1983)の発生日付近に地震に関係すると考えられる異常が現れた。 異常は地震の6日前~4日後に現れ,地震前の600日間以上にわたって他に異常値が見あたらなかった。これらの濃度上昇は前兆現象であった可能性が高い。異常検出観測点は震央距離50~70kmで,発震機構の圧縮寒限に位置していた。

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