書誌事項
- タイトル別名
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- A case of subcutaneous emphysema induced by a portable thoracic drainage system after pneumonectomy
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説明
<p>症例は62歳男性.右肺扁平上皮癌にて術前放射線化学療法後に胸腔鏡補助下右肺全摘術(ND2a-2)を施行した.ポータブル型胸腔ドレナージ装置であるThopazⓇ(トパーズ)にblakeドレーンⓇをつなげて術後胸腔内ドレナージした.術後,咳嗽が多く認められ,皮下気腫が増加した.トパーズのエアリーク表示量はほぼ0 ml/分であった.気管支鏡で気管支断端瘻がないことを確認した.トパーズのドレナージトラブルと判断し,ドレーン抜去すると皮下気腫は軽快した.トパーズには胸腔内圧調節機能があり,胸腔内が過陰圧になるとバルブが開き空気を吸い込ませる機能がある.本症例では咳嗽による急激な胸腔内圧上昇時に胸腔内の空気が皮下に漏れ,その結果起こった胸腔内圧の低下を感知したトパーズ経由で胸腔内へ空気が流入するという機序を繰り返したと考えられた.</p>
収録刊行物
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- 日本呼吸器外科学会雑誌
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日本呼吸器外科学会雑誌 31 (5), 610-615, 2017
特定非営利活動法人 日本呼吸器外科学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679344397440
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- NII論文ID
- 130005773861
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- ISSN
- 18814158
- 09190945
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
- OpenAIRE
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可