マメ科植物の就眠運動を制御する配糖体型生理活性物質のケミカルバイオロジー

  • Manabe Yoshiyuki
    Department of Chemistry, Graduate School of Science,Tohoku University
  • Inomata Sho
    Department of Chemistry, Graduate School of Science,Tohoku University
  • Ueda Minoru
    Department of Chemistry, Graduate School of Science,Tohoku University

書誌事項

タイトル別名
  • Chemical Biology of Glycoside-Type Bioactive Substances Controlling Nyctinastic Movement in Leguminous Plants
  • マメ科植物の就眠運動を制御する配糖体型生理活性物質のケミカルバイオロジー[含 英語文]
  • マメカ ショクブツ ノ シュウミン ウンドウ オ セイギョ スル ハイトウ タイガタ セイリ カッセイ ブッシツ ノ ケミカルバイオロジー ガン エイゴブン

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抄録

マメ科植物は、昼に葉を開き、夜になると葉を閉じて「眠る」という、概日性リズムに従った運動(就眠運動)を行う。この現象は、植物の葉を開かせる覚醒物質(Leaf-Opening Fac-tor; LOF)と、葉を閉じさせる就眠物質(Leaf-Closing Factor; LCF)という逆の活性を示す二種の内因性生理活物質によってコントロールされている。著者らは、就眠運動のメカニズム解明のために、これらの生理活性物質を利用したケミカルバイオロジー研究を行ってきた。今回は、独自の方法論による、これらの標的タンパク質の検出・同定について述べる。

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参考文献 (48)*注記

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