対応分析における次元推定のための規準量の漸近的挙動

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タイトル別名
  • ASYMPTOTIC BEHAVIOR OF AN CRITERION FOR ESTIMATION OF DIMENSIONALITY IN CORRESPONDENCE ANALYSIS
  • タイオウ ブンセキ ニ オケル ジゲン スイテイ ノ タメ ノ キジュンリョウ ノ ゼンキン テキ キョドウ

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抄録

2方向のカテゴリデータの関連性の分析には,対応分析がよく用いられている.正準相関分析との類似で,対応分析における次元が導入されている.次元を知ることは,関連性が何次元に縮約されるかを知ることであって,分析の上で重要である.Ogura & Fujikoshi(2013)は対応分析における次元を推定するための規準量DICを提案しているが,これは,Akaike(1973)で提案されているAIC規準を形式的に修正されたものである.本論文では,最初に,この規準量DICについて,平均最小二乗予測誤差の推定量と関連していることに注意して,より妥当な導出方法を示す.次に,数値実験及び数値例によって,規準量DICの有効性を検証する.

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