(フェニルヒドラゾノメチルチオ)アルカンの構造と反応性

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タイトル別名
  • The Structure and Reactions of (Phenythydrazonomethylthio)alkanes
  • フェニルヒドラゾノメチルチオ アルカン ノ コウゾウ ト ハンノウセイ
  • The structure and reactions of (phenylhydrazonomethylthio)alkanes.

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抄録

(フェニルヒドラゾノメチルチオ)アルカン類(Ph-N-N=C-S-R)[2]を合成し,比較化合物として(フェニルイミノメチルチオ)アルカン類(Ph-N=C-S-R)[1]を用いてそれらの構造と反応性について検討を行なった。(フェニルヒドラゾノメチルチオ)アルカン類は(フェニルヒドラゾノ)メタンチオールとアルキルハライドとの反応で,一方,(フェニルイミノメチルチオ)アルカン類は(フェニルイミノ)メタンチオールとアルキルハライドとの反応でそれぞれを得た。それらの構造は1HNMR・13C-NMR・IR・およびUVスペクトルから検討を行なった。さらに.[2]および[1]と求電子剤,求核葡および酸化剤との反応を行ない,それら反応性の違いと構造との関係を拡張Huckel法を用いた分子軌道計算を行ないそれらの結果とあわせて総合的に考察した。

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