書誌事項
- タイトル別名
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- The Electrochemical Fluorination of N, N-Dimethylalkylamines and N, N-Dialkylmethylamines
- N,N ジメチルアルキルアミン オヨビ N,N ジアルキルメチルアミン ノ デ
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説明
一連のN,N-ジメチルアルキルアミン(R=C2H5,n-C3H7,n-C4H9,n-C5H11,i-C3H7,t-C4H9,c-C5H9およびc-C6H11)およびN,N-ジアルキルメチルアミン(R1=R2=C2H5,R1=R2=n-C3H7,R1=R2=n-C4H9;R1=n-C3H7,R2=n-C4H9およびR1=n-C3H7,R2=n-C5H11)の電解フッ素化を行なった。<BR>N,N-ジメチルアルキルアミンのフッ素化では,アルキル基の直鎖が長くなるにしたがい,C-N結合が開裂しやすくペルフルオロアミンの収率が減少した。分岐状アルキルまたはシクロアルキル基の場合には,アルキル基の異性化や開環が顕著であった。N,N-ジアルキルメチルアミンのフッ素化ではN,N-ジメチルアルキルアミンの場合とは異なり,生成するペルフルオロアミンの収率は試料濃度によりいちじるしく影響を受け,高濃度の方がよい結果を与えた。また開裂生成物としてペルフルオロ(N,N-ジメチルアルキルアミン)がかなりの量生成したが,アルキル基の開裂(β-開裂)のし方は,二つのアルキル基のうち,より長鎖のアルキル基上で起こりやすいことを示した。得られた各種の新規フッ素化アミンの物理的性質や,スペクトルデータを明らかにした。
収録刊行物
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- 日本化学会誌(化学と工業化学)
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日本化学会誌(化学と工業化学) 1985 (10), 1980-1987, 1985-10-10
公益社団法人 日本化学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679364929408
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- NII論文ID
- 130004157931
- 40002844228
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- NII書誌ID
- AN00186595
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- ISSN
- 21850925
- 03694577
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- NDL書誌ID
- 3056769
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- データソース種別
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- JaLC
- NDLサーチ
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可