書誌事項
- タイトル別名
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- Syntheses of Macrocyclic Di- and Tetraamides and their Binding Ability with Transition Metal Ions
- ダイカンジョウ ジ オヨビ テトラアミド ノ ゴウセイ ト センイ キンゾク
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抄録
大環状テトラアミド(L1)およびジアミド(L2,L3)を合成し,遷移金属イオンの捕捉能と錯組成ならびに抽出平衡定数を測定した.<BR>配位子L1,L2,L3はいずれもピクリン酸ナトリウムの共存下でCu2+イオンをよく抽出し,とくにL3は強酸性下においても高い抽出率を示した.そして,これらの配位子は錯形成に際してアミド水素を解離せずにCu2+イオンと陽イオン錯体を形成し,その錯組成比(配位子:Cu2+)は1:2(L1)および1:1(L2,L3)が得られた.抽出平衡定;logKexはL1<L2<L3の順に大きくなることが認められた.<BR>さらに,L3はCo2+,Ni2+,Zn2+イオンともそれぞれ1:1陽イオン錯体を形成し,高い抽出率を示したが,Cu2+イオンとの混合溶液からの抽出ではCu2+イオンのみを選択的に抽出した.また,L1はCo2+,Ni2+イオンを,L2はNi2+イオンを若干抽出することが認められた.
収録刊行物
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- 日本化学会誌(化学と工業化学)
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日本化学会誌(化学と工業化学) 1994 (5), 435-441, 1994-05-10
公益社団法人 日本化学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679365350528
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- NII論文ID
- 130004160186
- 10006669583
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- NII書誌ID
- AN00186595
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- ISSN
- 21850925
- 03694577
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- NDL書誌ID
- 3879840
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可