書誌事項
- タイトル別名
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- Selective Reduction Mechanism of NO<SUB>x</SUB> with Hydrocarbons over Ir Catalyst with Activation Treatment
- Selective Reduction Mechanism of NOx with Hydrocarbons over Ir Catalyst with Activation Treatment.
抄録
炭化水素を還元剤に用いたリーン燃焼排ガス用脱硝触媒として,種々の貴金属触媒の中で担持Ir触媒が活性化処理により飛躍的に活性が向上した。とりわけ,メタロシリケート担体に担持したIr触媒は,10%H2O-N2雰囲気,700°Cで処理することにより最も高い脱硝活性を示した。本触媒は共存ガスの影響として水蒸気濃度の影響を受けない特徴を有する。<BR>本触媒のキャラクタリゼーションをX線回折法,XPS法,透過型電子顕微鏡法により行ったところ,ある程度凝集したIr金属,とりわけ,(111)面,(200)面の格子面を有するIr金属が活性点であることが明らかになった。また,本触媒にNO-C3H6-O2ガスを供給して,吸着種の状態をFT-IR法および昇温脱離法により解析したところ,触媒上にはニトロ化合物,ニトリト化合物が存在し,昇温に伴い有機カルボニル化合物が反応中間体として存在することがわかった。さらに,O2とC3H6が存在することにより,本触媒のNO吸着量および吸着力が増大することが明らかになった。<BR>これまでの結果に基づき脱硝反応機構を検討したところ,触媒上の活性酸素によりNOと炭化水素が活性化して含酸素反応中間体が形成されることにより,脱硝反応が進行するものと推定された。
収録刊行物
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- 日本化学会誌(化学と工業化学)
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日本化学会誌(化学と工業化学) 2000 (6), 389-397, 2000
公益社団法人 日本化学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679365449344
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- NII論文ID
- 130004137663
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- COI
- 1:CAS:528:DC%2BD3cXkt1Cjsb0%3D
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- ISSN
- 21850925
- 03694577
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可