書誌事項
- タイトル別名
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- Preparation of Ethylene Glycol by the Oxidation of Ethylene with Thallium (III) Chloridet
- Preparation of ethylene glycol by the oxidation of ethylene with thallium(III) chloride.
- 公開日
- 1988-10-10
- DOI
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- 10.1246/nikkashi.1988.1691
- 公開者
- 公益社団法人 日本化学会
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説明
塩化タリウム (III) によるエチレン酸化反応の低温下における主生成物エチレンクロロヒドリン (ECH) そのまま加水分解をうけてエチレングリコール (EG) になるように, 加圧下, 100℃ 以上のが高温ので塩化タリウム (III) 水溶液によるエチレンの酸化反応を行なった。反応はエチレンと TI(III) との完全な 1:1 当量反応でいったん ECH を急速に生成しつぎにこれが緩やかに EG に転化する典型的逐次反応で進行した。低温下の反応の場合にほとんど選択的に ECH を生成するような反応条件下 ([Cl-]/[Tl3+]>7~10) では, 使用した Tl (III) (およびエチレン) に対して約80%弱の高収率でEGが得られた。<BR>実用上の見地から反応温度と時間についてEG収率等高線図を求め,これからEGを高奴率で得るための最適条件範囲として, 160℃, 2時間から135℃, 7時間まで, とくに150℃, 3時間から140℃, 5時間までを得た。<BR>この酸化反応における Tl3+, H+, Cl- 各イオンおよびアルカリ金属イオンの影響を検討した結果と, またこの反応を ECH の加水分解反応 (実験値および計算値) と比較した結果は, いずれもこの反応における EG の生成が ECH の加水分解に支配されることを強く示唆した。
収録刊行物
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- 日本化学会誌(化学と工業化学)
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日本化学会誌(化学と工業化学) 1988 (10), 1691-1697, 1988-10-10
公益社団法人 日本化学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679365921152
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- NII論文ID
- 130004158850
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- ISSN
- 21850925
- 03694577
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可
