アルカリ性2-プロパノール水溶液中でのガンマ線による四塩化炭素の脱塩素反応におよぼず界面活性剤の影響

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タイトル別名
  • Effect of Surfactants on γ-ray-Induced Dechlorination of Carbon Tetrachloride in Aqueous Alkaline 2-Propanol Solution
  • Effect of surfactants on .GAMMA.-ray-induced dechlorination of carbon tetrachloride in aqueous alkaline 2-propanol solution.

抄録

界面活性剤として硫酸ドデシルナトリウム(SDS)およびヘキサデシルトリメチルアンモニウム=クロシド(CTAC)を, また反応の開始手段としてガンマ線を用いて, 水酸化カリウム(0.2~1mo1・dm-3)を含むアルカリ性2-ブロバノール(25vol%)水溶液中でのラジカル連鎖機携による四塩化炭素の脱塩素反応におよぼす界面活性荊の影響について検討した。<BR>水酸化カリウム0.4mol・dm-3を含む場合, SDS 30mmol・dm-3あるいはCTAC 12mmol・dm-3の添加により, 脱塩素反応の速度は1/1.7あるいは1/2.4に低下したが, 水酸化カリウム濃度の増加とともに減少したヘキサクロロエタン (連鎖担体 ・CCl3の再結合で生成する) の収量は逆に1.7あるいは1.2倍増加した。

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