書誌事項
- タイトル別名
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- Oxidation of Sodium Thiosulfate with Hydrogen Peroxide and Sodium Hypochlorite
- 低原子価硫黄化合物の反応に関する研究 XII チオ硫酸ナトリウム水溶液の過酸化水素酸化および次亜塩素酸ナトリウム酸化
説明
チオ硫酸塩,亜硫酸塩などの低原子緬硫黄化合物の反応挙動の研究の-環として,チオ硫酸ナトリウムの過酸化水素酸化および次亜塩素酸ナトリウム酸化に関する研究を行なった。またチオ硫酸イオンp酸化生成物である三および四チオン酸イオンの過酸化水素および次亜塩素酸ナトリウム酸化についても実験を行ない,それぞれの反応機構について検討した。実験は全硫黄濃度0.04mol-S/l,温度20~75℃の条件で行なった。<BR>過酸化水素酸化:チオ硫酸ナトリウムの過酸化水素酸化では(1)~(5)式の反応が起こり,反応生成物は三および四チオン酸イオンと硫酸イオンであった。これらの反応は競争反応であり,(1),(2)式の反応は,すべてのpH領域で起こり,(3)~(5)式の反応は中性からアルカリ性領域で起こる。pH<BR>が低い場合はOH-によって促進される(3)~(5)式の反応が非常に遅いために,チオ硫酸イオンの過酸化水素酸化による生成物は(1),(2)式に基づく,三および四チオン酸イオンのみであった。pHが上昇するにつれて(3)式のチオ硫酸イオンの直接酸化,および(4),(5)式の三および四チオン酸イオンの酸化反応が起こった。<BR>次亜塩素酸ナトリウム酸化:チオ硫酸ナトリウムの次亜塩素酸ナトリウム酸化では(6)~(10)式の反応が起こり,中間生成物として三および四チオン酸イオンが生成するが,どのようなpH領域においても,最終的にはすべて硫酸イオンまで酸化された。
収録刊行物
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- 日本化学会誌(化学と工業化学)
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日本化学会誌(化学と工業化学) 1975 (11), 1901-1909, 1975-11-10
公益社団法人 日本化学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679366834304
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- NII論文ID
- 130004155131
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- COI
- 1:CAS:528:DyaE28XjvVWmtQ%3D%3D
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- ISSN
- 21850925
- 03694577
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可