3,3'-メチレンビス(グアイアズレン)の極性非プロトン溶媒中における自動酸化生成物の構造と生成機構の考察

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タイトル別名
  • Structures of Products and Reaction Pathways of Autoxidation of 3, 3'-Methylenebis(guaiazulene) in Polar Aprotic Solvents

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3,3'-メチレンビス(グアイアズレン)〔A1〕を極性非プロトン溶媒(HMPAあるいはDMF)中100℃で微泡化した酸素を4時間通じ酸化を行なったところ,2種の既知化合物(3,3'-ビクアイアズレン〔A2〕および3-グアイアズレンカルバルデヒド〔E〕)を含む8種の生成物が得られた。これら6種の新規化合物(〔A3〕,〔A4〕,〔B〕,〔C〕,〔D1〕および〔D2〕)は8-(3-グアイアズレニル)-3,7-ジメチルベンゾフルベン誘導体と判明した。<BR>各種生成物は電子スペクトル,質量,IRおよびNMRスペクトルを測定し,それらの解析結果から構造を決定三した。また, これら8種め生成物あ生成機構の考察についても報告する。

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