フッ素とフッ化銅(II)の黒鉛層間化合物の合成

書誌事項

タイトル別名
  • Preparation of Graphite Intercalation Compounds of Fluorine and Copper(II) Fluoride
  • ふっ素とふっ化銅(II)の黒鉛層間化合物の合成

説明

20~343℃の温度範囲で空気中でも比較的安定なフッ素とCuF2の第1ステージ黒鉛層間化合物CxF(CuF2),(x=5~13,y=O.01~0.07)が生成した。そのc軸方向の周期距離は9.3~9.4Åで,AIF3やMgF2 の層間化合物とほとんど同じであった。ESCA測定から,層間化合物の表面には反応温度が上がるにしたがってフッ化黒鉛に類似したC-F結合が増加し,また19F-NMR測定から,バルクに含まれるフッ素は液体に近い状態にあることが示された。

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