聴神経鞘腫に対する後頭下アプローチ : 解剖と画像所見に基づいた手術手技(<特集>聴神経腫瘍の治療)

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タイトル別名
  • Suboccipital Approach for Vestibular Schwannoma(<SPECIAL ISSUE>Treatment of Vestibular Schwannoma)

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説明

ガンマナイフ時代に外科的治療を担う脳神経外科医には,腫瘍を全摘出し,かつ新たな神経症状を出さないことが外科的治療の目標となる.本稿では,後頭下アプローチにおいて遭遇するさまざまな構造物,すなわち導出静脈,弓下動脈,内リンパ嚢,前庭水管,総脚,頸静脈球,蝸牛水管などの画像所見に言及し,それらに関連した手術手技を解説した.本アプローチは脳神経外科手術の最も基本的なアプローチの一つであるが,日進月歩の神経画像の知識を常に手術に還元するよう努めるべきである.

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