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- 河野 道宏
- 東京医科大学脳神経外科
書誌事項
- タイトル別名
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- Acoustic Neuroma Surgery
- Surgical Indications and Functional Preservation
- 手術適応と機能温存
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説明
聴神経腫瘍の手術は, 腫瘍の摘出とともに顔面神経機能や聴機能の温存が求められる. 放射線治療が確立している現在, 手術適応について厳密さを求められるようになっている. 現在, コンセンサスが得られている手術適応は, 脳槽部25∼30mm以上の大きさの腫瘍や嚢胞性の腫瘍, 若い患者の聴力温存目的のケースや成長速度の速い腫瘍であると考えられる. 聴神経腫瘍手術における機能温存のための重要なポイントとして, 外側後頭下到達法, 機能温存のために必ずしも全摘に固執しないポリシー (内耳道内は全摘), 持続顔面神経モニタリング, 内耳道後壁の十分な開放, 腫瘍摘出の7つの進入路, 腫瘍の串刺し, 止血のテクニック等であると考えている.
収録刊行物
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- Japanese Journal of Neurosurgery
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Japanese Journal of Neurosurgery 23 (1), 20-28, 2014
一般社団法人日本脳神経外科コングレス
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679384230656
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- NII論文ID
- 130003397682
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- ISSN
- 21873100
- 0917950X
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
- OpenAIRE
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可