書誌事項
- タイトル別名
-
- A Case of Suprasellar Ganglioglioma arising from the Genu-Rostrum of the Corpus Callosum composed of Tumor Cells in Various Stages of Neuronal Differentiation
この論文をさがす
説明
<p> 鞍上部神経節膠腫はまれであり, 過去に15例の報告を認めるのみである. 鞍上部は視神経/視交叉部/視床下部と透明中隔/脳梁に分けられ, 過去の報告ではいずれも視神経/視交叉部/視床下部から発生しており, われわれが検索したかぎりでは, 透明中隔/脳梁から発生した鞍上部神経節膠腫の報告はなかった. 今回, 21歳の女性で脳梁膝部~吻部付近から発生したと考えられるきわめてまれな鞍上部神経節膠腫の1例を経験した. さらに本症例においては神経細胞系腫瘍細胞が形態学的に多様な分化を示しており, 病理学的にもきわめてまれな所見を認めた. 発生部位および神経細胞系腫瘍細胞の分化段階において興味深い所見を呈した本症例について報告する.</p>
収録刊行物
-
- Japanese Journal of Neurosurgery
-
Japanese Journal of Neurosurgery 26 (5), 362-368, 2017
一般社団法人日本脳神経外科コングレス
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390282679384274048
-
- NII論文ID
- 130005679596
-
- ISSN
- 21873100
- 0917950X
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
- OpenAIRE
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可