書誌事項
- タイトル別名
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- Treatment of Relapsed Central Nervous System Lymphoma
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説明
MTX急速大量投与を中心とした中枢神経系原発悪性リンパ腫の治療プロトコールは比較的良好な効果を示すが, 依然として永続的治癒は稀である.その再発時の対応として最近, 初期治療の全脳放射線照射をできるだけ避け再発時に行う計画, MTX再投与やtemozolomide, topotecan, rituximabなどの新しい薬剤を用いた再発時化学療法が報告されている.それに対してわれわれは, 42例の治療例のうち, 非完全寛解時および再発時の治療法として14例に定位放射線照射を諸施設に依頼して行った.その結果, 再発後の生存期間中央値が27カ月, 全治療での生存期間中央値が64カ月と優れた有効性が得られた.患者側予後因子などを考慮した計画的な再発時治療の対応が望まれ, 最近の知見とともに再発時定位放射線照射の治療効果について報告した.
収録刊行物
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- Japanese Journal of Neurosurgery
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Japanese Journal of Neurosurgery 14 (12), 772-777, 2005
一般社団法人日本脳神経外科コングレス
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679384470528
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- NII論文ID
- 110004050254
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- NII書誌ID
- AN10380506
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- ISSN
- 21873100
- 0917950X
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
- OpenAIRE
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可