書誌事項
- タイトル別名
-
- Stress Response : The Regulation of Heat Shock/Stress Gene Transcription
この論文をさがす
説明
あらゆる生物は,その生存にとって都合の悪いさまざまな外的環境の変化によって,ストレス(熱ショック)蛋白質(stress/heat shock protein;HSP)とよばれる一群の蛋白質を合成する.この応答はストレス(熱ショック)応答とよばれ,細菌から高等動物細胞に至るまで普遍的に存在する現象である.これらの蛋白質は分子シャペロンとして,ストレス下および非ストレス下の細胞内で必須の機能をもっている.高等動物において,ストレス遺伝子の発現は主に転写レベルで調節されている.この転写調節は,主にプロモーター領域のheat shock element(HSE)への熱ショック転写因子(heat shock factor;HSF)の結合により行われる.最近の研究の結果から,生体における病的状態でのストレス遺伝子の転写は,熱ショック後の培養細胞と同様の経路で調節されていることがわかってきた.
収録刊行物
-
- Japanese Journal of Neurosurgery
-
Japanese Journal of Neurosurgery 5 (2), 95-102, 1996
一般社団法人日本脳神経外科コングレス
- Tweet
キーワード
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390282679384945792
-
- NII論文ID
- 110003812796
-
- NII書誌ID
- AN10380506
-
- ISSN
- 21873100
- 0917950X
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
- OpenAIRE
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可