書誌事項
- タイトル別名
-
- Acromegaly : Epidemiology, Symptoms, and Diagnosis(<SPECIAL ISSUES>Update on Growth Hormone Secreting Pituitary Adenomas)
この論文をさがす
抄録
本邦における先端巨大症(成長ホルモン〔GH〕産生下垂体腺腫)の発生数は,500人/年前後と推定される.先端巨大症の診断は,まずその特異な容貌に気付くところから始まるが,最近は糖尿病,不正咬合,夜間睡眠時無呼吸をきっかけに診断されることも多い.確定診断のためには,GHの過剰分泌,IGF-Iの高値,MRIによる下垂体腺腫の描出が必要である.GHの過剰は,経口糖負荷試験時のGH底値が1ng/ml以上であることで診断できる.IGF-Iは,思春期,若年成人では高値で,その後年齢とともに低下するので,異常高値の判定には,年代ごとの基準範囲を参照することが必要である.
収録刊行物
-
- Japanese Journal of Neurosurgery
-
Japanese Journal of Neurosurgery 16 (9), 678-685, 2007
日本脳神経外科コングレス
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390282679385147264
-
- NII論文ID
- 110006381197
-
- NII書誌ID
- AN10380506
-
- ISSN
- 21873100
- 0917950X
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可