書誌事項
- タイトル別名
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- Carotid Endarterectomy (CEA) : Basic Procedure and Variations
- —CEAの基本手技とヴァリエーション—
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説明
<p> CEAは, 症候性および無症候性頚動脈狭窄症に対する外科治療のgold standardである. Vulnerable plaqueやプラーク量の多い症例などについては, プラークを摘出するという治療の特性から, CASと比較しCEAにおいてより安全に治療可能であり, 脳神経外科医にとって必須の手技である. 本稿では, CEAに関する基本的な手術手技と, そのヴァリエーションについて慨説した. </p><p> CEAを行う際には, bloodless fieldで, 内頚動脈はプラーク遠位まで十分に剝離・術野の展開を行い, プラーク断端の処理を確実に行うことで, よりよいquality controlを目指すべきである. </p><p> CEAのヴァリエーションとして, 急性期CEA, 放射線治療後狭窄に対するCEAおよびハイブリッド治療について詳述した. いずれの例においても, 周術期合併症を回避するべく, 細心の注意を払って手技を行うべきである.</p>
収録刊行物
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- Japanese Journal of Neurosurgery
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Japanese Journal of Neurosurgery 26 (10), 738-744, 2017
一般社団法人日本脳神経外科コングレス
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679385488384
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- NII論文ID
- 130006179774
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- ISSN
- 21873100
- 0917950X
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
- OpenAIRE
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可