脳梗塞予防の外科治療

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タイトル別名
  • Carotid Endarterectomy (CEA) : Basic Procedure and Variations
  • —CEAの基本手技とヴァリエーション—

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<p> CEAは, 症候性および無症候性頚動脈狭窄症に対する外科治療のgold standardである. Vulnerable plaqueやプラーク量の多い症例などについては, プラークを摘出するという治療の特性から, CASと比較しCEAにおいてより安全に治療可能であり, 脳神経外科医にとって必須の手技である. 本稿では, CEAに関する基本的な手術手技と, そのヴァリエーションについて慨説した. </p><p> CEAを行う際には, bloodless fieldで, 内頚動脈はプラーク遠位まで十分に剝離・術野の展開を行い, プラーク断端の処理を確実に行うことで, よりよいquality controlを目指すべきである. </p><p> CEAのヴァリエーションとして, 急性期CEA, 放射線治療後狭窄に対するCEAおよびハイブリッド治療について詳述した. いずれの例においても, 周術期合併症を回避するべく, 細心の注意を払って手技を行うべきである.</p>

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