書誌事項
- タイトル別名
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- Surgical Treatment of Tuberculum Sellae Meningiomas : The Importance of Opening the Entrance of the Optic Canal
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説明
われわれは鞍結節部髄膜腫における視神経管入口部への腫瘍の進展につき検討を行った.対象は鞍結節部髄膜腫5例で, MRIにおける視神経管入口部への腫瘍の進展と術中の同部位への腫瘍の進展の有無を検討した.全例pterional approachにて手術を行った.その結果, MRI所見と術中所見の対比が可能であった3例では, MRIのT2強調像の冠状断が視神経管入口部への腫瘍と進展について, 術中所見とよく相関した.よって鞍結節部髄膜腫の手術においては, 術前のMRIのT2強調像の冠状断が腫瘍の進展の診断に有用であり, 術中, 両側の視神経管入口部を開放して, 腫瘍の進展の有無を確認することが重要と思われた.
収録刊行物
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- Japanese Journal of Neurosurgery
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Japanese Journal of Neurosurgery 9 (9), 610-614, 2000
一般社団法人日本脳神経外科コングレス
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679386430208
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- NII論文ID
- 110003813649
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- NII書誌ID
- AN10380506
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- ISSN
- 21873100
- 0917950X
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
- OpenAIRE
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可