無症候性小児pial AVFの1手術例

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タイトル別名
  • A Case of Childhood Aymptomatic Pial Arteriovenous Fistula

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説明

Pial arteriovenous fistula(AVF)は,従来arteriovenous malformation(AVM)の中に分類されてきたが,近年独立した疾患概念として報告が増えてきている病態である.しかし,その自然経過や治療方針,治療方法は画一されたものはなく,まだ不明な点も多い.今回われわれは,副鼻腔炎の治療のため偶然発見された無症候性pial AVFに対し,直達手術により良好な結果を得た症例を経験した.Pial AVFの自然経過はいまだ明らかになっていないものの,出血した場合の予後は一般的に予後不良と考えられており,積極的な治療もなされている.本症例では術中脳血管撮影を併用しAVF摘出術を施行しえたが,今後さらなる症例の蓄積が俟たれる.

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参考文献 (23)*注記

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