書誌事項
- タイトル別名
-
- A Case of Childhood Aymptomatic Pial Arteriovenous Fistula
この論文をさがす
説明
Pial arteriovenous fistula(AVF)は,従来arteriovenous malformation(AVM)の中に分類されてきたが,近年独立した疾患概念として報告が増えてきている病態である.しかし,その自然経過や治療方針,治療方法は画一されたものはなく,まだ不明な点も多い.今回われわれは,副鼻腔炎の治療のため偶然発見された無症候性pial AVFに対し,直達手術により良好な結果を得た症例を経験した.Pial AVFの自然経過はいまだ明らかになっていないものの,出血した場合の予後は一般的に予後不良と考えられており,積極的な治療もなされている.本症例では術中脳血管撮影を併用しAVF摘出術を施行しえたが,今後さらなる症例の蓄積が俟たれる.
収録刊行物
-
- Japanese Journal of Neurosurgery
-
Japanese Journal of Neurosurgery 19 (3), 231-236, 2010
日本脳神経外科コングレス
- Tweet
キーワード
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390282679386981632
-
- NII論文ID
- 110007580802
-
- NII書誌ID
- AN10380506
-
- ISSN
- 21873100
- 0917950X
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可