中大脳動脈狭窄性病変に対する神経放射線学的検討 : 3D-CT angiography, MR angiographyの比較
書誌事項
- タイトル別名
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- Detection of Middle Cerebral Artery Stenosis using 3D-CTA and MRA
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説明
中大脳動脈狭窄性病変37例40病変に対し, DSAとともにMRA, 3D-CTAを施行し, 両者の有用性について検討した.このうち25病変にはCTのMIP画像も追加し, 検討対象に加えた.MRAは狭窄にfalse negativeや過小評価はなく, 85%が過大評価を示した.3D-CTAでも過大評価の傾向にあったが, 48%は正確な狭窄率を抽出できた.MIP画像では84%がDSAの狭窄率と一致した.以上の結果より, MRAは造影剤や被爆の問題, false negativeがないことなどからスクリーニングに適しており, 狭窄率が疑われた場合, 二次的検査としてMIP画像を加えた3D-CTAを行うことが望ましいと考えられた.
収録刊行物
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- Japanese Journal of Neurosurgery
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Japanese Journal of Neurosurgery 7 (9), 541-547, 1998
一般社団法人日本脳神経外科コングレス
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679387084544
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- NII論文ID
- 110003813277
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- NII書誌ID
- AN10380506
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- ISSN
- 21873100
- 0917950X
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
- OpenAIRE
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可