腹腔動脈瘤が併存した巨大脾動脈瘤に対し瘤切除術,血行再建術を施行した1例

  • 佐藤 雄哉
    東京医科歯科大学医学部附属病院外科・血管外科
  • 地引 政利
    東京医科歯科大学医学部附属病院外科・血管外科
  • 工藤 敏文
    東京医科歯科大学医学部附属病院外科・血管外科
  • 菅野 範英
    東京医科歯科大学医学部附属病院外科・血管外科
  • 井上 芳徳
    東京医科歯科大学医学部附属病院外科・血管外科

書誌事項

タイトル別名
  • A Surgical Case of a Huge Splenic Artery Aneurysm with a Celiac Artery Aneurysm

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説明

症例は61歳,男性.心窩部痛を主訴に来院し,造影CTおよび血管造影にて腹腔動脈から脾動脈にかけて巨大な動脈瘤を認めた.脾動脈瘤,脾臓摘出術,腹腔動脈および脾動脈根部結紮術,腎動脈下腹部大動脈-総肝動脈バイパス術,大網充填術を施行した.術後に膵液漏を合併したが人工血管との交通はなく,洗浄ドレナージにより吻合部仮性動脈瘤やグラフト感染を併発せずに軽快し退院した.

収録刊行物

被引用文献 (1)*注記

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