腹部大動脈瘤術後左内腸骨動脈瘤破裂の1救命例
書誌事項
- タイトル別名
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- A Case of a Ruptured Internal Iliac Artery Aneurysm Following Abdominal Aortic Repair
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説明
症例は86歳男性.7 年前に腎動脈下腹部大動脈瘤に対してY型人工血管置換術を施行されている.突然の左下腹部痛を主訴に近医受診し,左内腸骨動脈瘤破裂の診断で当院へ搬送され,緊急手術を施行した.左後腹膜アプローチで内腸骨動脈瘤のendoaneurysmorraphyと外腸骨動脈再建を施行し,術後経過は良好であった.腹部大動脈瘤術後の内腸骨動脈瘤破裂は迅速な手術治療が必要であり,術式としては後腹膜アプローチによるendoaneurysmorraphyが有用と考えられた.超高齢者に発症した腹部大動脈瘤術後の左内腸骨動脈瘤破裂に対して緊急手術を施行し,良好な結果であったので報告する.
収録刊行物
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- 日本血管外科学会雑誌
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日本血管外科学会雑誌 17 (5), 593-596, 2008
特定非営利活動法人 日本血管外科学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679391515904
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- NII論文ID
- 130004490253
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- ISSN
- 1881767X
- 09186778
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可