書誌事項
- タイトル別名
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- Synthesis of Orthanilic Acid by the Reaction of Aniline with Sulfamic Acid
- アニリン ト スルファミンサン ト ノ ハンノウ ニ ヨル オルタニルサン ノ ゴウセイ
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説明
芳香族アミノ化合物のオルト位へのスルホン化はN-フェニルスルファミン酸を経て起こると考えられる。反応の中間段階にN-フェニルスルファミン酸を生成するスルホン化剤としてスルファミン酸を用いアニリンのスルポン化を行なった。1molのスルファミン酸と4molのアニリンを160℃,12時間加熱かきまぜると,0.42molのオルタニル酸,0.35molのスルファニル酸および少量のアニリンジスルホン酸を得る。この反応はオルタニル酸の新合成法となり得る。主生成分であるオルタニル酸,スルファニル酸の分離は酸解離度とカリウム塩の溶解度差を利用して行なわれ純度98%以上の成分がおのおの80%の収率で単離される。合成条件検討の結果および反応追踏のペーパークロマトグラムから反応の径路を推論した。
収録刊行物
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- 日本化学会誌(化学と工業化学)
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日本化学会誌(化学と工業化学) 1972 (2), 380-382, 1972-02-10
公益社団法人 日本化学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679393586176
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- NII論文ID
- 130004154045
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- NII書誌ID
- AN00186595
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- COI
- 1:CAS:528:DyaE38XpvFakug%3D%3D
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- ISSN
- 21850925
- 03694577
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- NDL書誌ID
- 7604662
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- データソース種別
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- JaLC
- NDLサーチ
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可