書誌事項
- タイトル別名
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- Mechanism of the Transesterification of Methyl Benzoate with Ethylene Glycol Catalyzed by Metal Acetylacetonates Complexest
- 重縮合・重付加反応に対する金属錯体の触媒作用に関する研究 III 安息香酸メチルとエチレングリコールのエステル交換反応に対する2価遷移金属アセチルアセトナト錯体の触媒作用機構
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説明
金属アセチルアセトナト錯体による安息香酸メチル(MB)とエチレングリコール(EG)のエステル交換を150~170℃ で行なった。反応速度式RD=k[MB] ([EG]>1 mol, [Complex] <3 x1O-3mol)から求めた速度定数kは錯体の種類によってつぎの序列となった。Zn( acac)2 ( eg) > Zn (acac)2 > Co( a cac)2 ( e g) > Co( acac)2 ( H 2O)2 >>Ni ( acac)2 ( H 2O)2 > N i ( acac)2 ( eg) ( H2O>) Cu( acac)2(eg=エチレングリコール配位子)反応系の電子スペクトル,赤外吸収スペクトル,ガスクロマトグラフィー,酸価などのデータから,この反応の機構を,(1)金属錯体の構造変化,(2)EGと触媒の混合錯合体の求核性,(3)副反応,の3点から考察した。
収録刊行物
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- 日本化学会誌(化学と工業化学)
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日本化学会誌(化学と工業化学) 1976 (6), 983-987, 1976-06-10
公益社団法人 日本化学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679393592192
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- NII論文ID
- 130004059738
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- ISSN
- 21850925
- 03694577
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可