書誌事項
- タイトル別名
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- Dispersion and Flow Properties of Calcium Carbonate in Water Suspensions
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説明
水を分散媒とする炭酸カルシウムのサスペンジョンについて,ラウリル硫酸ナトリウムおよびピロリン酸ナトリウムを分散剤として用い,分散度とサスペンジョンの流動性の関係を求めた。<BR>分散のよいものはNewton流動を示し,分散の悪いサスペンジョンは擬塑性流動を示したが,これらの系について,Cassonの与えた-の関係が成立した。さらに,この定数k1,およびk2からJ=α+β(η0D)の定数αおよびβを求めた。<BR>分散質の分散単位粒子の大ききと関係するαは,分散度と関係なくほぼ一定の値となり,凝集力と関連する定数であるβは,分散度をあらわす50%粒径と並行した変化を示した。この結果から,サスペンジョンの流動性と分散度との関係は,Cassonの式およびその定数により関係づけられるものと考えた。
収録刊行物
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- 日本化学会誌(化学と工業化学)
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日本化学会誌(化学と工業化学) 1973 (2), 220-224, 1973-02-10
公益社団法人 日本化学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679393690496
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- NII論文ID
- 130004154495
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- ISSN
- 21850925
- 03694577
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可