書誌事項
- タイトル別名
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- Fundamental Study of Differential Pulse Polarography
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説明
微分パルスポーラログラフ法において,パルス電圧波高がピーク電流値,ピーク半値幅,ピーク電位などにおよぼす影響について実験的に吟味した結果,Parryらの導いた理論式が電極過程が可逆な系において実験値によく一致することがわかった。<BR>しかし,電極過程が可逆な系で液抵抗が大きい場合や,不可逆な系では,理論値とくらべてピーク電流値は低く,パルス半値幅は大きくなり,パルス電圧波高の変化がピーク半値幅に与える影響が小さくなることが観察された。<BR>さらに,ピーク電位と半波電位の関係,電位掃引速度および支持電解質濃度が微分パルスポーラログラフ法の諸性質におよぼす影響について考察した。
収録刊行物
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- 日本化学会誌(化学と工業化学)
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日本化学会誌(化学と工業化学) 1973 (10), 1909-1914, 1973-10-10
公益社団法人 日本化学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679394344576
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- NII論文ID
- 130004154358
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- COI
- 1:CAS:528:DyaE3sXlsFaht78%3D
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- ISSN
- 21850925
- 03694577
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可